コペルとの出会い

2016年の前半、前職を退職しようかなと思っていたころ、
大学のテニスサークルの後輩F氏が、同じように第2の人生を
歩み始めているようだとの情報を得ていた。

F氏は大学生当時から周りの人に気遣いのできる、頼れる
後輩だった。そのサークルは、すごい人が何人もいる団体だった。
今で言う、親ガチャである。先輩は医学部の人が多かった。
すごいけど、皆、まじめな人ばかりのサークルだった。

F氏と会う機会を作ってもらい、何かお勧めのビジネスはない
かと聞いてみたところ、幼児教室コペルとT塾の名前を挙げて
くれた。

学習塾は自分でできるので、後でもいいかなと思った。
というか、いきなり受験産業でお金儲けをする気に
なれなかったというのが本心だろうか。

自分より学歴の低い、若い人が代表をしているような
塾に、フランチャイズに入れてもらうよう頼むのは、
かなりの抵抗を感じたのも事実である。

幼児教室は、自分で講師をやる気がない(というか、
多分できない)ので、講師は若い女性が適任なので、
そちらでいいかと思った。
まずは面談の予約をして説明を聞きに行った。4月
の頭くらいだったかと思う。

場所は、現在は移転済みである、水道橋教室だった。
かなり広いテナントで、その頃はそこでいろんな説明会や
面接をしていたようである。

特に問題もなく、どうぞ加盟してくださいという感じだった。
社長さんは、服装もスーツで、丁寧な話しぶりだった。

社長さんは、私とほとんど同じ年齢だった。IBM出身という
のが少し引っかかった。僕の中では、IBMはDropOutした
高学歴の人が一時的に雇用されやすいが、すぐにやめてしまう
(辞めざるを得なくなる)ような会社という印象がある。

今ならYoutube番組やその他の媒体でフランチャイズの情報を
得ることができる.。しかし、当時はそれほどなかったように思う。

とりあえず、コペルを始めるのでいいかと思った。その他の
ビジネスの問い合わせはほとんどしなかった。

1教室を出す予算はあったので、テナント探しを始めること
になった。

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